2017年の8月は合計で27日間も雨が降ったとても雨が多い月でした。

この記録は1886年8月の記録と最多記録で並び、さらに連続して雨が降ったのは1日から21日の21日間で1977年の22日間の次に多い記録となりました。

日照時間は平年の半分しかない約84時間。気象庁によるとこの原因は北東からの冷たく湿った空気が北日本や東日本に流れ込んだためだといいます。

 雨の日といえばなんだか気分がのらない。身体の節々が痛い。ぜんそくなどの発作が起きるなどといったことに悩まされる人も少なくないのではないのでしょうか。

インターネットで調べてみると、実はこういった現象が起きるのには理由があることがわかりました。

 まず、雨の日に起きる症状といえば

・頭痛や偏頭痛

・食欲不振や胃もたれ

・身体がだるい

・関節痛

ぜんそくやかぜ

といった症状が思い浮かばれる。これには自律神経が深く関係しています。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は血管を収縮させ心拍数を上げて身体を興奮させる効果がある。

副交感神経は血管を広げて血流を良くし、身体をリラックスさせる効果がある。

この自律神経の調整がうまくいかないときに様々な体調不良が起きるそうです。

 こういった雨などによって大気中の湿度が多くなることによって身体の中に溜まった余分な水分がうまく排出されないことによって起きるさまざまなトラブルのことを

湿邪(しつじゃ)」といいます。

実は湿邪は大気中の水分が多いとき(外湿)だけではなく体内の体液の停滞(内湿)によっても起きることがわかりました。

 外湿による湿邪は湿気により汗腺が覆われることにより汗が出にくくなり、体内に水分が溜まっていくことで起こる。

一方、内湿による湿邪は体質と深く関係していて、汗をあまりかかないなど水分代謝が悪い人や酒、脂っこい食べ物。アイスクリーム、生ものなどの甘いものや冷たい物を体内に湿が溜まりやすくなって起こる。

 対策としては

 

・身体を冷やしすぎないようにする。

・室内の湿度を40~60%に保つ。

・軽い運動やストレッチ。

・ゆっくり風呂に入り、汗をかいてリラックスする。

・睡眠を多めにとる。

 

などといったことが有効的だそうです。

 2017年もあと4ヶ月をきっています。雨が降って気分が落ち込んだときなどは有酸素運動アロマテラピーなどで対抗して、年末まで頑張って乗り切りましょう